数千年の命を宿す、奇跡の木「屋久杉」
千年を生きて初めて「屋久杉」と呼ばれる
屋久島に生息する杉の中でも、 樹齢1,000年を超えるものだけが「屋久杉」と呼ばれます。
一般的な杉の寿命は数百数十年と言われていますが、 屋久杉は数千年という途方もない時間を生き抜きます。

なぜ、数千年も生きられるのか?
その理由は、屋久島の過酷な環境にあります。
栄養の少ない花崗岩(かこうがん)の岩場に根を張り、 非常にゆっくりと時間をかけて成長します。
その結果、年輪が緻密に詰まり、 樹脂(油分)を通常の杉の数倍も蓄えるようになります。
この豊富な樹脂こそが腐敗を防ぎ、 数千年の時を生き抜く「生命力の源」となっているのです。

「厄が過ぎる」お守りとしての信仰
古来より屋久杉は、 その語呂合わせから「厄が過ぎる(厄除け)」として尊ばれてきました。
長寿の象徴として、また家内安全や開運を願う縁起物として、 人々の祈りに寄り添い続けてきた歴史があります。

現在では手に入らない、幻の「神物」
現在、屋久杉の伐採は全面的に禁止されています。
そのため、今入手できるのは、 過去に伐採された土埋木(どまいぼく)や、台風などで倒れた銘木のみ。 まさに二度と手に入らない、地球の宝物です。
「禱(いのり)」で使用している屋久杉はすべて、 祖父母の代より受け継いできた至高の古き神物。
数千年の年輪が刻む圧倒的な波動と、 ほのかに漂う気品ある香りを、ぜひ作品を通してご堪能ください。

作品(神物)の価格について
「禱(INORI)」でご紹介している作品は、屋久杉から削り出されたものであっても、それぞれ価格が異なります。
これは単にサイズの違いだけではなく、「二度と手に入らない奇跡と出会う確率」によって価格が定められているためです。具体的には、主に以下の要素によってひとつひとつの価値が見定められています。
【1】杢目(もくめ)の希少性と美しさ
数千年の歳月と過酷な自然環境が生み出した特別な杢目は、大きな屋久杉の中でもごく一部の部位からしか現れません。その出現率の低さと美しさが価格に反映されています。
・泡瘤(あわこぶ):幹の瘤(こぶ)部分にのみ形成され、無数の泡が立ち上るような緻密で神秘的な模様を描く、屋久杉の中でも最高峰の希少部位。
【2】部位の密度と樹脂(油分)の含有量
過酷な試練を耐え抜いた「固く引き締まった部位」や、数百年・数千年の時間をかけて蓄積された極めて豊富な樹脂分(油分)を持つ部位は、手に触れたときの重量感や艶・香りの深みが異なり、より希少な神物として扱われます。
【3】造形美と加工の難易度 ひとつひとつ手作業で削り出す中で、神木が見せる素顔(亀裂や節、曲がり)を活かしながら、最も美しい「神物としての佇まい」へ昇華させるための強い想いと長い制作時間を込めて作られています。
市場に出回る素材自体が限られる屋久杉において、作品ひとつひとつが「二度と出会えない一点もの」です。 ご自身の心に最も響く佇まいや、生活に寄り添うご縁を感じる作品をお選びいただけますと幸いです。
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